公募概要(高度省エネルギー型)
事業の趣旨(事前採択タイプ・高度省エネルギー型)
長期優良住宅化リフォーム推進事業は、質の高い住宅ストックの形成及び子育てしやすい環境の整備を図るため、既存住宅の長寿命化や三世代同居など 複数世帯の同居の実現に資するリフォームを推進することを目的として、リフォーム工事等の事業の実施に要する費用の一部について、国が支援する補助制度です。
「高度省エネルギー型」は、長期優良住宅(増改築)の認定を受けるもののうち、一次エネルギー消費量が省エネ基準比20%削減されるものについて、補助を受けることができるものです。
事業概要
- 1. 主な事業要件
- 以下の要件を満たす住宅のリフォーム工事
- ①リフォーム工事前にインスペクションを行うとともに、リフォームの履歴及び維持保全計画を作成すること。
- ②長期優良住宅(増改築)の認定を受けた上で、一次エネルギー消費量が省エネ基準比20%削減※されること。 ※太陽光発電による削減効果は除きます。
- ③以下の性能向上に資するリフォーム工事又は三世代同居対応改修工事を行うこと。劣化対策、耐震性、省エネルギー性、維持管理・更新の容易性、高齢者等対策(共同住宅)、可変性(共同住宅)
- 2. 補助対象費用
- 下記に示す長期優良住宅化リフォーム推進事業に要する費用
- ①特定性能向上工事(劣化対策、耐震性、省エネルギー対策ほか)の住宅性能向上のための工事。
- ②インスペクションで指摘を受けた箇所の改修工事ほか、①以外の性能向上工事。(単なる設備交換、内装工事等については、補助対象外となります)
- ③三世代同居対応改修工事(キッチン・浴室・トイレ・玄関の増設に係る工事。ただし工事完了後、いずれか2つ以上が複数か所あること)。
- ④インスペクションの実施、リフォーム履歴作成、維持保全計画の作成に要する費用。
- 3. 補助率・上限
- ・補助率:1/3(上記のリフォーム工事を行う建築主等に対して、国が費用の1/3 を支援)
- ・上 限:250万円/戸(三世代同居対応改修工事をする場合:300万円/戸)
ただし、三世代同居対応改修工事費については50万円/戸を上限とする。